ラッセル、メルセデスF1ではエンジニアリングにも注力「今後4年間勝てるマシンを確実に手にすることが重要」

 ジョージ・ラッセルは2022年シーズンよりフルタイムでメルセデスからF1に参戦するにあたり、長期的な展望を抱いているという。そして彼は、エンジニアリングに集中する時間を多くとるつもりだという。

「ウイリアムズで過ごした3年間で、僕はその点で確実に大きく進歩した」とラッセルは語った。

 チームメイトとなるルイス・ハミルトンは、F1の技術面の恩恵を受けている一方で、テストやシミュレーター作業を好んでいない。つまりラッセルは、シルバーストン近郊のメルセデスF1のファクトリーで、多くの時間をシミュレーターで過ごすことになるだろう。

2021年F1アブダビテスト ジョージ・ラッセル(メルセデス)

「シミュレーター側の作業は、相関関係や開発を進める上で非常に重要になるし、マシンの限界や改善が必要な点をチームが把握できるようになる」

「結局のところ僕はエンジニアではないけど、ドライバーはチームが取ることができる方向性について大きな影響を与えることができる」

「これからそこにしっかり集中していく。なぜなら僕が言ったように、これからのことを、ともに進んでいく長い旅だと考えているからだ」

「もちろん今年は優勝したいが、僕たちがこれから4年間勝てるマシンを確実に手にすることが重要だ」

2021年F1アブダビテスト ジョージ・ラッセル(メルセデス)

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