【新型コロナ】横須賀で3人死亡、389人感染 3カ所で新クラスター

横須賀市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横須賀市は8日、新たに80代男性2人と90代女性1人の計3人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女389人の感染を発表した。中等症26人、軽症322人、無症状19人、調査中22人、感染経路不明267人。

 年代別では10代が59人で最多、10歳未満58人、20代57人、40代56人、50代52人、30代49人、60代21人、80代16人、70代12人、90代7人、100歳以上2人。

 80代男性は別の病気で入院中に発熱し、1月28日に陽性が判明、2月7日に亡くなった。入院していた病院ではクラスターが発生していた。別の80代男性は3日に陽性が判明、基礎疾患があり入院したが5日に死亡した。90代女性は2日に陽性が判明、7日に亡くなった。入所していた施設で陽性者が出ていたという。

 市によると、市内3カ所で新たなクラスター(感染者集団)を認定した。教育保育施設2カ所で5人と7人の陽性が判明、障害児通所支援事業所で職員5人の陽性が判明した。

 既にクラスターが発生している市内8カ所で感染が拡大。有料老人ホーム2カ所で新たに4人と26人の陽性が判明し、感染者はそれぞれ11人と41人に。グループホーム2カ所で新たに1人と13人の陽性が判明し、それぞれ計7人と19人に。特別養護老人ホーム2カ所で新たに3人と5人の陽性が判明し、感染者は各13人に。デイサービス施設で新たに3人の陽性が判明して計10人に。介護老人保健施設で新たに15人の陽性が判明し、計23人となった。

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