新発田地域振興局(新潟県新発田市)健康福祉環境部で、濃厚接触者に対する健康診断勧告書を誤送付

新潟県は8日、新発田地域振興局(新潟県新発田市)健康福祉環境部で、新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者に対する健康診断勧告書を誤送付する事案が発生したと発表した。

4日に同部において、職員が新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者に対する健康診断勧告書を発送する際、本来送るべき人の勧告書を、誤って別の健康診断対象者宛ての封筒に封入し郵送した。

7日正午頃、書類を受領した人から別の人の封筒書類が入っているとの連絡があり、誤送付が判明した。記載されていた個人情報は氏名、住所、生年月日および健康診断を勧告する理由など。

同部は7日に本来送付すべきだった人に電話連絡し謝罪。また、誤送付された健康診断勧告書を回収し、開封された人以外への情報の漏えいがないことを確認した。県は、同様の事案が発生しないよう書類の発送時には複数名による確認を徹底するとしている。

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