かまくらに願い込め 道幅広げて感染対策 日光・湯西川温泉

ミニかまくらの柔らかな光で彩られた「平家の里」

 【日光】湯西川温泉の観光、宿泊施設でミニかまくらや巨大かまくらにろうそくがともされ、幻想的な光景が宿泊客を楽しませている。

 新型コロナウイルスの影響で、冬の風物詩「湯西川温泉かまくら祭」は昨年に続いて中止に。これを受け同温泉の一部施設が感染防止対策を講じた上で、来場者や宿泊客をもてなそうと実施している。

 観光施設「平家の里」では、ミニかまくら約300個と高さ約3メートルの巨大かまくら3基が並び、午後6時まで点灯。密を避けるため、来場者が通る道幅を広く確保するなどしている。

「上屋敷平の高房」で点灯されたミニかまくら

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