新潟県内6市町の保育園や小中学校で関係者の新型コロナウイルス感染を確認

新潟県燕市は9日、市立吉田北保育園で関係者4人、市立小学校関係者で1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

吉田北保育園では、6日にも関係者3人の感染が確認されており、臨時休園の措置をとっていたが、現在の状況を踏まえて休園期間を13日まで延長する。なお、休園中の園児の過ごし方については、原則自宅待機としている。

燕市立吉田小学校では、関係者1人が感染。第4、5学年のそれぞれ1学級を学級閉鎖。第6学年を学年閉鎖とする。閉鎖期間は11日までとしている。

阿賀野市でも同日、市立小中学校3校で児童生徒の感染が確認された。このうちの市立堀越小学校と市立水原小学校では、児童各1人の感染が確認され、2校は当該児童の確認された学年を10日から12日までの期間学年閉鎖とする。

一方で、市立安田中学校でも生徒1人の感染が確認されたが、行動歴の調査が終了しており、また校内での感染拡大はないと判断されたため、休校などの措置は実施しない。

また新発田市では、市立猿橋小学校の教員2人の感染が確認された。

加えて妙高市では、市立保育園の園児1人の感染を発表したが、園内での感染拡大の可能性がなく保育活動に影響がないことから休園は行わず、園名も非公表の措置をとっている。

十日町市では、市立学校の児童生徒8名、教職員1名が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染が確認されたのは、市立川治小学校、鐙島小学校の児童と、市立東小学校の児童および教職員。

市立東小学校及び放課後児童クラブは、10日から14日まで臨時休校。川治小学校及び放課後児童クラブは、7日から11日まで臨時休校。鐙島小学校及び放課後児童クラブは、10日から12日まで臨時休校となる。

津南町でも、町立芦ヶ崎小学校において児童1人が感染したと発表したが、調査の結果、ほかの児童や学校関係者に濃厚接触者はいなかったため、臨時休校などの措置は行わない。

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