〈2022北京五輪〉スノーボード女子HP予選 冨田姉妹(妙高市出身)決勝へ

せな選手5位 るき選手6位

 北京冬季オリンピックのスノーボード・ハーフパイプ予選が9日、北京北西部の河北省張家口市・雲頂スノーパークで行われた。女子予選で妙高市出身の冨田せな選手(22、チームアルビレックス新潟)は全体の5位、冨田るき選手(20、チームJWSC)は同6位で、姉妹そろって10日の決勝に進出を決めた。

 午前中の女子予選には選手22人、日本から4人が出場。2回の試技のベストスコアで争われ、上位12人が決勝に進出する。

 9番目に登場した冨田るき選手は1回目に高さのあるエアを見せ74・25点、16番目に登場の冨田せな選手も6回のエアを決め75・75点。ともに2回目はミスもあって得点を下げ、1回目の得点でそれぞれ全体の5位、6位に入った。

スノーボード女子ハーフパイプ予選、冨田るき選手のエア(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 日本人では小野光希選手(17、バートン)が2回目に83・75の高得点をマークし、2連覇を目指すクロエ・キム選手(21、米国)に次いで全体の2位に入り決勝に進出。今井胡桃選手(22、プリオホールディングス)は15位で予選落ちとなった。

 予選後、10日の決勝に向け、せな選手は「もっと攻めてかっこいい滑りができたら」、るき選手は「細かいところを直してもっと点数を上げたい」と、それぞれインタビューに抱負を話した。

 女子決勝は10日午前9時30分(日本時間同10時30分)から行われ、3本実施。

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