栃木県内で雪 11日明け方にかけて平地でも大雪の見込み

うっすらと雪が積もる県庁前通り沿いの歩道=10日午前7時33分、宇都宮市本町

 宇都宮地方気象台は10日午前5時52分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県内では10日朝から11日明け方にかけて広い範囲で雪が降り、平地でも大雪になる見込みとしている。

 気象台によると、10日は東海道沖の低気圧が発達しながら東へ進む見込み。低気圧や上空の寒気の影響で、栃木県内では山地や平地でも大雪のおそれがあり、予想より気温が低くなった場合には、警報級の大雪となる可能性もあるという。

 10日午前7時現在、宇都宮で1センチの降雪を記録している。

 11日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで、北部山地20センチ、南部山地15センチ、北部平地と南部平地が7センチ。

 気象台は、大雪や路面の凍結による交通障害に注意するよう呼び掛けている。

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