JR東日本大宮支社は26日から栃木県内3カ所で順次、新型車両「E131系」の展示会を開催する。また整備を進めているJR日光駅のエレベーターの供用を26日午前10時半から始める。同社が9日に宇都宮市内で開いた記者会見で発表した。
同車両は3月12日のダイヤ改正から宇都宮線(小山-黒磯駅間)と日光線に投入される。一般に展示公開されるのは県内では初めて。日光らしいレトロ調でデザインされた車両外観などの見学や、座席幅が拡大したシートなど一部機能を体験できる。
26日にJR日光駅、27日にJR宇都宮駅に隣接する宇都宮運転所構内、3月5日にJR黒磯駅で開く。いずれも入場無料で、開催時間は午前10時半~午後2時半。
またJR日光駅のエレベーターは1番線と2番線を結ぶ橋に併設して2基設置される。これまで橋への昇降手段は階段のみだったが、エレベーターの設置でバリアフリー化が進む。
整備には日光市と国、県が協力。2021年3月から工事が進められていた。