ワークマンの防寒パンツ履き比べ!フュージョンダウンライトパンツvsエアロストレッチアルティメットパンツ

こんにちは、浜の小魔人です。今回の記事は、ワークマンの防寒パンツ「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」と「エアロストレッチアルティメットパンツ」をご紹介。実際に冬キャンプで着用し、どちらがどんな時に適しているのか?を実験してみました。どちらも大人気製品ですが、履き比べてみるとそれぞれの特徴、良さがよく分かりましたよ。

ワークマンの防寒パンツはホント最高!筆者おすすめの2つのパンツをご紹介します

筆者撮影

筆者がワークマンの防寒アイテムを気に入ったきっかけは、「REPAIR-TECH(R)(リペアテック)洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」との出会いからでした。人気商品でいつも品切れをしていましたが、たまたまワークマンのお店に行った時に在庫があったので即購入!

大人気商品だけあって、防寒性能も、着心地も大満足で、その後ワークマンの防寒アイテムを次々に購入することに繋がったのです(笑)。

そんな「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」と同様に人気があるのが「AERO STRETCH ULTIMATE(エアロストレッチアルティメット)パンツ」。どちらも防寒に適したアイテムですが、どのような違いがあるのでしょうか?筆者の実際の体験をふまえながらご説明します。

REPAIR-TECH(R)(リペアテック)洗えるフュージョンダウン ライトパンツ

まずご紹介するのは、ワークマンの「REPAIR-TECH(R)(リペアテック)洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」。ワークマンの防寒パンツの中でもひときわ安い激安の税込1,900円で購入ができるダウンパンツです。早速そのスペックと特徴を整理していきましょう。

ワークマン「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」のスペック

筆者撮影

ワークマン「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」のサイズ感

ワークマンから公表されているサイズは以下の通りです。

筆者は身長173cm、体重73kg、胴囲83cmですが、ゆったり目で履きたかったのでLLを選びました。

ワークマン「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」の主な特徴

筆者撮影
  • 激安の1,900円(税込)でダウンパンツがGETできる
  • フュージョンダウン(天然ダウンと吸湿発熱わた)で温かい
  • リペアテックで針穴がふさがる加工がしてあるから、ダウンの抜けや空気漏れが少ない
  • ブラックアルミプリントで温かい

「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も是非ご覧ください。

【大人気により品薄】税込1900円!ワークマンのダウンパンツ「洗えるフュージョンダウンライトパンツ」メンズ使用レビュー - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

AERO STRETCH ULTIMATE(エアロストレッチアルティメット)パンツ

ワークマンの「AERO STRETCH ULTIMATE(エアロストレッチアルティメット)パンツ」は、ワークマンの店頭で筆者が一目惚れして購入したアイテムです。作りがしっかりしていて長持ちしそうなのと、モコモコしていて温かそうだったのが購入の決め手。

それではスペック、特徴を見ていきましょう。

ワークマン「エアロストレッチアルティメットパンツ」のスペック

筆者撮影

ワークマン「エアロストレッチアルティメットパンツ」のサイズ感

ワークマンのサイズ表は、このようになっていました。

筆者は身長173cm、体重73kg、胴囲83cmです。実際に試着してみたところ寸法が大きめに作られている様に感じたのでLサイズを選びました。ストレッチ素材が使われているためなのか、それでもサイズ感的には結構ゆったりとした履き心地です。

ワークマン「エアロストレッチアルティメットパンツ」の主な特徴

筆者撮影
  • 縫い目のないシームレス加工で冷気の侵入が抑えられ、ファイバーボールで保温性を高めている。
  • ストレッチ素材で伸縮性が高いから動きやすい
  • 裾口のアジャスターフラップを占めると冷気が侵入しにくくなるから保温性バッチリ
  • 付属のベルトも使えるし、ベルトガイドに普通のベルトを通して使うことも可能

「エアロストレッチアルティメットパンツ」についても、筆者は非常に気に入っているので、自分のYouTube動画でも紹介させていただきました。より詳しく知りたい方は是非ご覧くださいませ。ご購入の際のご参考になれば幸いです。

「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」と「エアロストレッチアルティメットパンツ」を履き比べてみた!

筆者撮影

防寒パンツを実際の冬キャンプで使用する際に、昼間のポカポカ陽気と夜の激寒の環境での履き心地をそれぞれ比較してみました。

防寒アウターの場合、筆者は「気温に応じて暑ければ脱げば良い」という考えですが、防寒パンツの場合「キャンプ場で頻繁に脱いだり履いたりするのは面倒臭い」ものですよね。

この実験結果と天気予報を照らし合わせてパンツを選ぶもよし、次段落では筆者流の使い方もご紹介していますのでご参考にしていただけたら嬉しいです。

実験した環境:冬の氷点下の夜と冬のポカポカした日中で比べてみました

筆者撮影

実施時の環境1:気温が氷点下となったった冬の夜
実施時の環境2:気温が10度以上となった冬の日中

実施時の服装:比較する2つの防寒パンツの下には特に防寒下着などを履かず直接それぞれのパンツを履いて実験しました。

実験方法:それぞれの防寒パンツを着用し、環境1と2でそれぞれ10分間の散歩をして寒さや暑さの感じ方を確認。

実験の様子は、下記のリンクの動画でご確認いただけます。筆者の運営するYouTubeチャンネルの動画ですので是非ご覧くださいませ。

1)冬の極寒キャンプ(氷点下3度前後)の環境での実験結果

筆者撮影(冬の夜に履き比べ)

すでに実験動画をご覧になられた方は映像で結果をご確認いただけたものと思いますが、ご覧になられていない方はこの様な結果となりました。

「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」も「エアロストレッチアルティメットパンツ」も氷点下の気温の中で防寒性能を発揮しました。但し、実験開始後5分経過した辺りから、徐々に「洗えるフュージョンダウンライトパンツ」の方は寒さを感じるようになりました。

一方で、「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」の方は10分経過したところでも「寒さは感じませんでした」(筆者個人の感想です)。筆者は、実際にキャンプ場では実験の日より気温の低い氷点下6度〜8度でも使うことがありますが、「エアロストレッチアルティメットパンツ」の方は快適に過ごせるという印象です。

2)冬のポカポカ陽気キャンプ(気温10度以上)での履き比べ結果

筆者撮影(昼間に履き比べました)

次に冬のポカポカ陽気の昼間に2つの防寒パンツをはきくらべてみた結果です。前述した様に、パンツは頻繁に履き替えるのが面倒なので、(寒さ対策を重視するあまり)暑すぎるパンツを履くのも「快適ではない」と思って実験した次第です。

結果としては、実験当日の12度前後で日差しがある環境の中では、「エアロストレッチアルティメットパンツ」の方は汗をかいて蒸れて暑かったです。おそらく使われている素材がポリエステルだから「蒸れやすい」のだろうと思いました。

一方で、「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」の方は、正直多少の暑さも感じましたが「蒸れることがなかった」からか、比較的快適な状態で過ごせました。

「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」と「エアロストレッチアルティメットパンツ」は2本とも持っていくのをおすすめ!

筆者撮影

全段落で実験結果をお伝えしましたが、結果は明確に出ましたね。

「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」は、「エアロストレッチアルティメットパンツ」と比べると、保温性はやや限定的と感じました。

しかし、冬の0℃くらい(短時間なら氷点下でも我慢可能)ならば、防寒パンツとして十分に機能を果たします。

逆に、冬のポカポカ陽気の中では「エアロストレッチアルティメットパンツ」は、歩いたり、動いたりしていると「蒸れて」正直暑すぎました。

冬のキャンプは一日中寒い時もあれば、日中と夜の寒暖差が激しいこともしばしばです。強風が風いて体感温度が大きく変わることもありますしね。そこで、筆者の結論は「この2本の防寒パンツを組み合わせて冬キャンプを快適にすれば良い」という事になりました。

筆者がおすすめする2つのパンツの使い方

筆者撮影

さて具体的にお伝えしましょう。筆者独自の2種類の気温帯別に使い分けをするのが良いと筆者は考え、実際の冬キャンプでも実践しています。

温度の感じ方は人によって多少変わることがありますので、あくまでも目安としてお考えください。

1)初冬や晩冬の宿泊キャンプ、冬のデイキャンプ時には「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」

筆者撮影

気温が0〜15度あたり、中心となるのが5〜10度を想定したシチュエーションです。

この気温の時は、間違いなく「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」を履くのがおすすめです。多少気温が低くても設営や撤収など体を動かす時も「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」の方が良いでしょう。

2)真冬の寒い時期、冬の宿泊キャンプ場には「エアロストレッチアルティメットパンツ」

筆者撮影

こちらは気温マイナス5〜10度あたり、中心となる気温がマイナス5〜0度となるシチュエーションです。

朝方や夕暮れ以降の時間帯になると、急に冷気を感じるのが冬キャンプ。筆者はその時には迷わず「エアロストレッチアルティメットパンツ」を履いています。

下半身の冷えは体全体を冷やしますから注意が必要です。下半身が冷えるとお手洗いも頻繁に行きたくなりがち。冬キャンプを快適に楽しむためにも防寒は大切ですね。

多少荷物が多くなりますし、履き替えは面倒臭いのですが、この「手間をちょっとかけて冬キャンプを快適に過ごすのが良い」というのが筆者の結論です。

2つのパンツと一緒に使いたい!冬キャンプに欠かせない防寒アイテム

筆者撮影

もちろん冬キャンプの防寒はパンツだけではすみませんよね。ダウンジャケットなどの防寒アウターもしっかり準備したいところです。

筆者がおすすめしたいワークマンの防寒アウターについても、実験して防寒性能を確かめましたので、ごく興味ある方はぜひこちらの記事もご覧ください。

【コスパ最強】冬キャンプを快適に!ワークマン防寒アイテムの組合せはコレ!ダウンやパンツの違いも解説 - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

また、そのほかにも、実際に筆者が合わせて使っている冬キャンプのアイテムをご紹介しておきますね。

電熱ベスト

こちらの電熱ベストは、筆者の冬キャンプには欠かせないアイテムとなっています。小型のモバイルバッテリーで発熱するタイプだから非常に便利。しかもサイズ調整も自在なので、下に切るものが変わったり、体型が多少変化してもへっちゃらです。

詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事をご覧くださいませ。

冬キャンプの防寒は電熱ベストがおすすめ! モバイルバッテリーも紹介! - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

桐灰カイロ 貼るマグマ

通常の携帯カイロと比べると圧倒的に「温かい」と思います(筆者の個人的所感です)。寒さが気になるところに貼り付けて使うことができる「貼るタイプ」が筆者のお気に入りです。

ワークマン「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」と「エアロストレッチアルティメットパンツ」を比較してみたら両方とも必要だとわかりました!

筆者撮影

今回はワークマンの防寒パンツ2種を比較実験してみました。結論としては、「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」よりも「エアロストレッチアルティメットパンツ」の方が寒さに強いという事が良くわかりました。

しかし、冬の日中は思った以上に「ポカポカ」しているものです。その時間帯には「エアロストレッチアルティメットパンツ」は蒸れて暑すぎることも検証できました。キャンプに持っていけるアイテムに(荷物の量などにより)制限がある場合には、どちらか一方を選ばざるを得ないこともあるかもしれませんが、可能ならば2つのパンツを使い分けて快適な冬キャンプを過ごして頂きたいと思います。

今回の実験が皆様の冬キャンプの快適性向上にご参考になりますように…その様に思って、実験をしてみました。それでは、またお会いしましょう…。

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