韓国で電気圧力炊飯器がリコール...4万4千個を全数検査 「蒸気漏れで利用者が火傷する可能性」

韓国で電気炊飯器がリコールされる。

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韓国の家電メーカー「クチェン(Cuchen)」は、使用中に蒸気の漏洩や蓋が勝手に開く現象が確認されとして、同社の「121電気圧力炊飯器」10人用製品に対して自発的なリコール(無償修理)を行うことにしたと10日明らかにした。

クチェンの当該炊飯器

韓国消費資院と国家技術標準院は、クチェンが提出した資料を検討した結果、蓋内部の部品である蓋ロック装置の一部が設計規格と異なるように製造・装着され、炊飯中に蒸気漏れまたは蓋が勝手に開く現象などが発生する可能性があることを確認した。

そのため、欠陥部品が装着されたモデルに対するリコールが実施される。2021年7月23日から2022年1月27日まで製造・販売された「121電気圧力炊飯器」10人用6個モデル(製造4万3918個、販売3万4280個)を全量検査した後、欠陥部品を交換する自発的リコールを行うことに決めた。

今回リコールが行われるモデル名はCRT-RPK1040I、CRT-RPK1070S、CRT-RPK1070W、CRT-RPK1040M、CRT-PIP1040KR、CRT-PMP1040KRなどである。

消費資源と国表院は「家庭や業者のキッチンで使用中の電気圧力炊飯器で高温・高圧の蒸気が漏れたり、突然蓋が開いたりする場合、ユーザーがやけどなど人的・物的被害を受ける可能性があると見て、この製品を購入して使用している消費者はすぐに使用を停止し、クチェンの顧客相談室に連絡して無償修理を迅速に受けなければならない」と要請した。

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