こんにちは!アウトドア系YouTuberのSLOWCAMPです。今回は、強力な吸着力によってキャンプの快適性をグッと上げてくれる『ネオジム磁石』を紹介します。セリアの『マグネットリリーサー』がおすすめなワケや、具体的にキャンプで使える小ワザもお伝えしますので、ぜひ取り入れてみてください!
キャンプを快適にしてくれる『ネオジム磁石』とは?
今回はダイソーやセリアなどの100均で購入できるネオジム磁石を使って、キャンプをちょっとだけ快適にする話。
最近は強力マグネットを使った商品がたくさん出ていますが、その波は100均業界にも確実に押し寄せてきており、キャンプで使えそうな商品もちらほら……。
ネオジム磁石の特徴
「磁石」と言えば、昔ながらの「フェライト磁石」が一般的でしたが、最近はそのフェライト磁石に変わって、ネオジム磁石が大きく普及してきました!
ネオジム磁石は、フェライト磁石の約10倍という非常に強力な吸着力を持つのが特徴です。
小さなネオジム磁石でも5〜10kgの吸着力があります!
「くっつける」だけでなく、「挟む」という使い方もあるので、アイデア次第で活躍の場は広がりそうです!
ネオジム磁石のリスク
便利なネオジム磁石ですがリスクもありますので、注意書きをしっかり読んでから使用しましょう!
ネオジム磁石のリスク
- 誤飲
- ペースメーカー等の誤作動
- 怪我
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特に小さな子供がいるご家庭では、誤飲により重大な事故につながるリスクがあります。
子供の手が届かないところに保管し、誤飲の疑いがある場合はすぐに病院を受信してください!
おすすめは100均セリアの『マグネットリリーサー』
最近ではフックタイプやフラットタイプの磁石がどの100均でも手に入りますが、特におすすめしたいのが、セリアの『マグネットリリーサー』という商品。
カラビナ付きのネオジム磁石で、価格は110円(税込み)。カラーは5色展開です。
私が行った店舗では、カラビナが置いてあるコーナー(レジ近く)で販売されていました。
使用例①:焚き火テーブル×ネオジム磁石
ここからは、マグネットリリーサーを含めたネオジム磁石を使って、キャンプで使える小ワザを紹介していきます!
まずは、大定番のユニフレームの『焚き火テーブル』との併用から。
天板にガッチリ吸着
ユニフレーム『焚き火テーブル』天板とネオジム磁石の相性は抜群に良いです!
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テーブル側面にネオジム磁石が強力に吸着します!
固定金具部分は吸着が弱いので注意。
軽量なものであればフックタイプの磁石に余裕で掛けることができます。
食器類やランタンなどは、取りやすい場所にあると楽です。
CB缶もカバーなどを使用すれば(今回はセリアのボトルカバーを使用)、掛けることができます。
OD缶も本体に磁石をくっつけてしまえば、そのまま吊り下げOK!
多少刺激を受けた程度では落ちたりしません。
いつも置き場に困る蚊取り線香も、ダイソーのオシャレなケースを使えば天板裏にぶら下げ可能です!
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蚊取り線香を地面に置いていると、よく足に引っ掛けて倒していましたが、この方法なら安心!
実用的かどうかは置いておいて、フラットタイプの磁石2個で15cmのニトスキ(679g)もくっついてしまいました!
アルミ素材は吸着しませんが、ジョイント部分が鉄であれば吸着しますのでお試しください!
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サイドや天板裏側に色々と吸着させておけば、ごちゃつきがちなテーブルを広く使えます!
くっつかない素材も一工夫で吊り下げ可能!
調味料入れとして使っているセリアの『連結できる蓋付きクリアケース』でこんな小ワザも。
一番上のケースに磁石を入れておけば、フックタイプの磁石で吊り下げ可能です!
また、大きめの磁石を入れておけば、
天板の裏側に直接吸着できます。
ネオジム磁石の弱点は「熱」
実はこのネオジム磁石には弱点があります。それは、熱に弱いということ。
焚き火テーブルなので熱々の鍋やスキレットを置いてなんぼのギアですが、熱に弱いのはちょっと心配……。
そこで、水を沸騰させた鍋を磁石の近くに置いて、吸着力に変化があるかどうか試してみました。
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結果としては、吸着度合いに変化が見られなかったので、キャンプで使う分には問題ないと思います!(自己責任でお願いします)。
使用例②:OD缶/CB缶×ネオジム磁石
キャンプあるある、すぐ行方不明になるOD/CB缶のキャップ。
フラットタイプの小さな磁石を使って、この問題を解決します!
キャップを外したら、側面や底面に吸着させておけば紛失を防止できます!
いっそのこと、プラ用の接着剤(ダイソー)を使って、キャップに磁石をくっつけてしまいました。
磁石はキャップの中心から少し横にずらして固定しないと、口金の突起部分に干渉しますので注意してください。
基本的に口金部分の形状は各メーカー共通のため、キャップは使い回せる(はず)です。中身が空っぽになっても、新しいOD缶キャップと交換すればOK!
CB缶でも同じことができます。
キャップに深さがあるので、スプーンの持ち手に磁石をくっつけた状態でボンドに固定しました。
OD缶同様に、磁石が口金部分に干渉してガス漏れしていないことを必ず確認してください。
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これでもう「あれ?キャップどこいった?」問題が解決するはず!?
使用例③:テント/タープ×ネオジム磁石
テントやタープって、「ここにフックがあったら……」って思うことが結構ありませんか?
セリアのマグネットリリーサーがあれば、テントやタープの生地を磁石で挟んで「どこでもフック」を実現できちゃいます。
自分の好きな位置にフックをつけられるので、かなり重宝します!
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テントやタープを磁石で挟んだ状態でスライドさせたりすると、生地によっては痛んでしまう場合もありますので注意してください。
100均のネオジム磁石をキャンプで活用しよう! 快適性アップで作業が捗る
キャンプでのネオジム磁石の使い方を紹介しました。
ネオジム磁石をキャンプに取り入れると、快適性がグッとアップします。アイデア次第で多様な使い方ができますので、ご自身に合うベストな使い方を探してみてください!
こちらの記事で紹介した内容は、動画でより詳しく見ることができます。ぜひチェックしてみてください!
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