長崎県佐世保市鹿子前町の長尾半島公園で、ハマジンチョウのかれんな花が潮風に揺られ咲いている。
九十九島ビジターセンターによると常緑低木で、市は絶滅危惧ⅠB類に指定している。九州、沖縄に分布し、九十九島の大島が自生の北限。1月から4月にかけて、枝先に直径約2センチのラッパ型の花を順々に咲かせる。同公園では来週いっぱい楽しめそう。
同センターの出来真由美さん(35)は「花があまり咲かない冬に見ることができる、かわいらしい花。潮の香りと共に、淡い紫色の、小さな花を楽しんでもらえたら」と話している。
潮風に揺られる「ハマジンチョウ」 佐世保・長尾半島公園
- Published
- 2022/02/11 11:00 (JST)
- Updated
- 2022/02/14 10:24 (JST)
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