キャンピングカーアワード受賞の速水もこみち氏をイメージしたキャンピングカーは、車中泊と釣りの楽しみを提案! 【ジャパンキャンピングカーショー2022】

今年2022年のキャンピングカーアワードを受賞した俳優 速水もこみち氏をイメージしたキャンピングカーは、車中泊と釣りの楽しみを提案する魅力的な1台だった!

【ジャパンキャンピングカーショー2022】 [Photo:和田 清志]

日本最大級! 国内外のキャンピングカーが出展

ジャパンキャンピングカーショー2022会場の幕張メッセ[2022年1月10日(木)撮影]

2022年2月10日(木)〜13日(日)に幕張メッセホール1〜4で開催中の、国内最大級となるキャンピングカーイベント『ジャパンキャンピングカーショー2022』。

“キャンピングカー文化を日本に!”を合言葉に、日本RV協会が主催するイベントで、例年キャンピングカービルダーやディーラー、用品ショップが魅力的な製品を展示。今年も、夢が膨らむようなキャンピングカーを多数見ることができる。

キャンピングカーで楽しむ「くるま旅」の啓蒙と普及を目的とする「キャンピングカーアワード」

ジャパンキャンピングカーショーでは、“キャンピングカーで楽しむ「くるま旅」”の啓蒙と普及を目的とする『キャンピングカーアワード』を2013年からスタートしており、これまでもペナルティのヒデ氏、ヒロミ氏、テリー伊藤氏、つるの剛士氏、山口智充氏、山崎育三郎氏などの著名人が受賞している。

記念すべき10回目を迎える2022年は、釣りと料理を愛する俳優・速水もこみち氏が受賞。会場でも、開会宣言に合わせて授賞式が行われた。

もこみち氏の夢を叶える、アングラー仕様のハイエース「ホビクル・オーバーランダーIV with TIEMCO」

注目は、氏をイメージしたキャンピングカー、「ホビクル・オーバーランダーIV with TIEMCO」の展示だ。

ベースとなるのはレクビィが手掛ける「ホビクル・オーバーランダーIV」。ベース車両は人気のトヨタ ハイエース(標準ボディ)だ。

運転席背もたれを前倒しすると簡易シートが! これは実用的なアイデアだ

見所は、耐候性・耐久性・撥水性に優れたファブリックを用いた、タフな用途のアウトドアに適したインテリア。

前向き・後ろ向き・フラット・リクライニング&スライド機構など、多数のアクションが可能なマルチ作動ハイバックシートや、着脱可能で車外でも使えるシステムキッチンを装備する。

さらに「with TIEMCO」バージョンでは、釣具とアウトドア用品の企画・輸入・販売を行う株式会社ティムコ(TIEMCO)とのコラボレーションにより、車内のロッドホルダーやルアーディスプレイなどを設置したアングラー向け車中泊車へと進化。釣りの楽しさを表現した外装も与えられており、「車中泊+釣り」という新しい遊び方を提案する。

この車両は会期中、メインステージ横に展示されているからチェックしておきたい。

後部には、オー・エス・ピーの代表で、バスフィッシングのプロフェッショナルである並木敏成氏が使用するバスボート「レンジャー Z520C」を繋ぎ、「キャンピングカーに憧れがあります」と語る、速水もこみち氏の夢を叶える仕様を実現していた。

レクビィブースではホビクル・オーバーランダーIVの渓流釣りバージョンも展示

なお、「ホビクル・オーバーランダーIV with TIEMCO」は、レクビィのブースでも釣りのシーンをイメージしたディスプレイとともに展示されている。こちらは渓流釣りをイメージした展示となっていた。ジャパンキャンピングカーショー2022会場を訪れた際には、ステージ横の“もこみち”仕様との違いを探してみるのも良いだろう。

[筆者:遠藤 イヅル/撮影:和田 清志]

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