新ボディ、オフ専用カラー、新たな空力パーツ……。2022年GT500参戦15台メーカーテスト全車総覧

 2022年シーズンの開幕に向け、1月には鈴鹿サーキットで、2月9〜10日には岡山国際サーキットで複数メーカーが集まり、スーパーGTのGT500クラス参戦メーカー/チームによるメーカーテストが行われた。鈴鹿、岡山での走行で、2022年に参戦するGT500クラス車両15台をすべて撮影することができたので、写真でお届けしよう。

 大激戦のGT500クラスは、2022年に向けニッサンがZ GT500を投入。またホンダはNSXタイプSのフェイスを採用したNSX-GTを投入する。そして2021年にau TOM’S GR Supraがチャンピオンを獲得したトヨタGRスープラ勢も、負けじと体制を強化してきた。

 そんな2022年に向け、GT500クラスでは空力開発が解禁されている。オートスポーツwebでも写真で新たな車両をお届けしているが、空力感度が高いフリックボックス、ラテラルダクトについては、大小のディテールが2021年から異なっており、非常に興味深い。これまでの変化は現在発売中のオートスポーツNo.1570に掲載されているので、ぜひご参照いただきたい。

 そして鈴鹿、岡山のテストで、2022年に参戦するGT500車両が全車姿をみせた。ニッサン勢はダズル迷彩が施されているほか、全車がカーボンブラックのまま。近いうちにカラーリングはイラストで発表されるはずだ。

 またホンダNSX-GT勢は、2月6日に行われたホンダレーシングサンクスデーからそのままの姿で岡山に登場したが、64号車Modulo NSX-GTがいち早く2022年のフルカラーリングで登場した。また16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT、100号車RAYBRIG NSX-GTは、“オフ専用カラー”で登場した。

 一方GRスープラ勢は、基本的に2021年のカラーリングのままテストに登場した。36号車、37号車についてはドライバー名も2021年のままだが、14号車も含めた3台が22年のエアロパーツを装着している。

 この時期ならではのそれぞれの装いで開幕に向け動きはじめたGT500車両たち。テストカラーには一定のファンもいるが、GT500参戦車両全車を、写真でお届けする。鈴鹿と岡山でアングルが違うので、ご了承を。

TGR TEAM KeePer TOM’SのトヨタGRスープラ
TGR TEAM ZENT CERUMOのトヨタGRスープラ
TGR TEAM SARDのトヨタGRスープラ
Modulo Nakajima RacingのホンダNSX-GT
TEAM KUNIMITSUのホンダNSX-GT
NDDP RACINGのニッサンZ GT500
ARTAのホンダNSX-GT
TEAM IMPULのニッサンZ GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIEのトヨタGRスープラ
TEAM Red Bull MUGENのホンダNSX-GT
Astemo REAL RACINGのホンダNSX-GT
TGR TEAM WedsSport BANDOHのトヨタGRスープラ
NISMOのニッサンZ GT500
KONDO RACINGのニッサンZ GT500

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