2月12日、インドネシアのマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットでMotoGPクラスのマンダリカ公式テスト2日目が行われ、中上貴晶（LCRホンダ・イデミツ）は15番手で終えた。
初日はウエットコンディションからドラコンディションへと変化する複雑な路面コンディションに左右された1日となったが、2日目はセッション開始から終了までドライコンディションでの走行となった。
中上は、この2日間で2種類のシャシーの比較テストを行っている。路面のグリップが改善されたことで、順調に周回数を重ね、初日の54ラップを上回る65ラップ周回している。そして、1日目のベストタイム1分33秒394を大幅に短縮させ、1分31秒918を記録した。
2週連続で開催されているMotoGP公式テストで、着実にメニューを消化している中上。明日の13日のテストで、開幕戦のカタールGPに向けて最後の公式テストとなる。ここまで積み重ねてきたベストな状態で最終日のテストに挑み、開幕に向けてどれだけ準備を整えることができるだろうか。
■中上貴晶（2日目：15番手）
「午前中は順調に周回を重ねることができ、マシンのフィーリングはどんどん良くなりました。全体的にタイムはあがりましたが、自分も昨日より大きく前進することができたので、明日もこのまま順調に進んでいきたいと思います。ファステストラップについては、あまりフィーリングが良くなく、いくつかのミスをしてしまいました」
「明日は3日目最終日となるので、このテストを最高の形で終え、カタールに向けて準備したいと思います。チームの仕事ぶりには満足しています。明日はさらに一歩前進できるように頑張ります」
