パラトライアスロン熱く歓迎 ナショナルチームが本部町と恩納村で合宿

 【本部】パラトライアスロンナショナルチームの沖縄合宿が始まり7日、県スポーツ協会の主催で、本部町のホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワ中庭で歓迎セレモニーが行われた。宇田秀生選手(東京2020パラトライアスロン銀メダリスト)や山田陽介選手(アジアトライアスロン2021年3位入賞)、コーチ、スタッフら7人と県スポーツ協会職員、花城良廣沖縄美ら島財団理事長らが参加した。
 合宿は7日から2月28日までは本部町で、3月1日から6日までは恩納村で行う。スイムやランを本部町のマリンピアザ屋内プールや運動公園グラウンドなどで、バイク(自転車)は本島北部地域で行う。
 歓迎セレモ二ーではミス沖縄コバルトブルーの山里ひかるさんが花束を贈呈。本部町からは特産品のタンカン、沖縄シークヮーサーなどを贈った。
 知念正昭町教育長は「去年のパラリンピックでの活躍は素晴らしかった。町のスポーツ施設を活用して頑張ってほしい」と歓迎した。富川理充ヘッドコーチは「本部町のおいしい料理、温かい歓迎を受けて実りのある合宿にしたい」と意気込んだ。
 2月23日からは合宿に木村潤平選手、秦由加子選手も合流して合宿する。
 (上間宏通信員)

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