【北京オリンピック・2/14◆本日の見どころをピックアップ】男子団体決勝でのエース・小林陵有の大ジャンプに注目

カーリング女子予選リーグは、日本が午前10:05から開催国・中国と、午後9:05から2018年平昌大会銀メダルの韓国と対戦する。日本は4試合を終えて3勝1敗で2位、中国は5試合2勝3敗で7位、韓国は4試合2勝2敗の6位。順位では日本が上回ているが、中国も2連勝して調子は上向き。地の利もある。韓国も2018年平昌大会準決勝で延長の末惜敗した相手であり、実力は確か。日本の藤澤五月と、韓国の”メガネ先輩”こと金恩貞のスキップ対決は今回も見ものだ。

フィギュアスケートはアイスダンスのフリーダンスが行われ、12日のリズムダンス(RD)の得点と合わせて順位が決定する。 RD1位はガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン(フランス)、2位はビクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ(ROC)、3位はマディソン・ハベル&ザカリー・ドノヒュー(アメリカ)。前評判が高かった3組が、それぞれ自己ベストを更新する見事な演技を披露した。フリーでもハイレベルなメダル争いを繰り広げるだろう。日本の小松原美里&小松原尊はRD22位。日本勢の歴代最高順位15位を上回ることが目標になる。

ボブスレーは新種目女子1人乗り(モノボブ)の3回目、4回目が行われ、初代メダリストが決定する。4回目を滑走できるのは、3回目終了時の20位タイまで。2回目を終えた時点での1位は、2021年世界選手権初代優勝者のケイリー・ハンフリーズ(アメリカ)。それとも2位クリスティン・デブルイン(カナダ)、3位ラウラ・ノルテ(ドイツ)らが逆転するか。男子2人乗りの1回目、2回目も行われる。強いのはドイツ勢。フランチェスコ・フリードリは、平昌大会の2人乗りと4人乗りのパイロットとして2冠に輝き、世界選手権では2種目合計で11回優勝した実績を誇る。

フリースタイルスキーは、天候不良により13日から順延された女子スロープスタイル予選が実施される。ビッグエア金メダルの谷愛凌(中国)、銀メダルのテス・ルドゥー(フランス)らは順当に決勝に進めるかが見もの。同じく順延された期女子エアリアル予選も行われ、決勝進出者12人を決める。

スノーボードは男女のビッグエア予選が行われ、日本女子は平昌大会女子4位の岩渕麗楽、今季W杯で初優勝を飾り、種目別総合でも2位タイの村瀬心椛、2021年世界選手権3位の鬼塚雅がエントリー。先に行われたSSは岩渕の5位が最高だったが、この種目でのメダルを目指し、確実な演技で決勝に進んでほしい。平昌大会金メダリストで今季W杯種目別総合1位のアンナ・ガッサー(オーストリア)、今大会SSで金メダルに輝いたゾイ・ザドフスキシノット(ニュージーランド)らの演技も見もの。男子はマックス・パロット(カナダ)、蘇翊鳴(中国)らSSの上位選手がこの種目でも高得点をマークしそう。日本勢はSS8 位の浜田海人、10位の大塚健、2021年世界選手権4位の飛田流輝が出場する。

ジャンプは最終種目の男子団体決勝が行われる。混合団体と同じく1チーム4人が2回ずつ試技を行い、合計点を競う。日本はノーマルヒルで金メダル、ラージヒル銀メダルのエース・小林陵有の大ジャンプが期待できるため、佐藤幸椰らがどれだけポイントを上積みできるかが鍵に。

アイスホッケーは女子準決勝が行われ、カナダとスイス、アメリカとフィンランドが決勝進出を争う。予選リーグの対戦では、カナダがスイスを12-1でねじ伏せ、アメリカがフィンランドに5-2で快勝している。決勝は大会前からの予想通り、カナダ、アメリカの北米対決になりそう。

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