【宇都宮】中岡本町のベンチャー企業「みらいデンタル企画」は11日、スポーツ選手のために開発しているオリジナルマウスピースの効果測定を作新学院大陸上競技部と共同で行った。
同社は、創業間もないベンチャー企業などを産学官民が一体となって支援するプログラム「宇都宮アクセラレーター2021」の一員。オーダーメードのスポーツ選手向けマウスピースを開発し、普及を図ろうと同プログラムに応募した。
この日の効果測定は同大で行われ、同部の短距離選手15人が参加した。同社製品を装着した場合、市販のマウスピースを装着した場合、何も装着しない場合の3パターンでトレーニング用ボールを投げた際の飛距離を測った。その結果、ほとんどの選手が同社製品を装着した時に飛距離を数メートルアップさせ、自己記録を更新した。