中上貴晶「セットアップを進めることができ、開幕戦のカタールがとても楽しみ」/2022MotoGPマンダリカ公式テスト3日目

 2月13日、インドネシアのマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットでMotoGPクラスのマンダリカ公式テスト3日目が行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は13番手、3日間総合17番手で終えた。

 最終日を迎えたマンダリカ公式テストは、気温が30度まで上昇し、3日間の中でもっとも暑い日となった。中上は着実にメニューを消化し、最多周回数の91ラップを刻んだ。

 2週連続で行われたセパン公式テストとマンダリカ公式テストの計5日間、レイアウトの異なるふたつのサーキットでさまざまなコンディションに合わせ、多くのデータを集めた。中上は、今回の走行でフロントのフィーリングの改善に取り組み、マシンのセットアップを大きく進めた。その結果、ベストタイムを1分31秒687に縮めて今回のテストを終えている。

 今回のマンダリカ公式テストで2022年型ホンダRC213V最後の調整を行った中上。3週間後に迫る開幕戦カタールGPに向けて、しっかりと準備を進めてきた中上の活躍に期待がかかる。

■中上貴晶(3日目:13番手、3日間総合:17番手 )
「今日は長い一日でした。トータルで91周を走りました。午前中はレースシミュレーションを行い、とてもうまくいきました。ペースはよかったです。そのあと、マシンのセットアップを進め、フロントのフィーリングの改善に取り組みました」

「一日の終わりまでセットアップを進めることができました。マンダリカのテストを良い形で終えることができてうれしいです。開幕戦のカタールがとても楽しみです。3日間にわたり、一生懸命仕事に取り組んでくれたチームにとても感謝しています」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGPマンダリカ公式テスト3日目
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGPマンダリカ公式テスト3日目
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGPマンダリカ公式テスト3日目

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