神奈川県の公立高校入試が15日から始まる。新型コロナウイルス感染者らの受験機会を確保するとして、追試も予定されている。
全日制は146校4万530人の募集に4万7513人が志願し、平均競争率は1.17倍(前年度1.18倍)。全日制で競争率が最も高いのは、県立横浜翠嵐・普通科の2.25倍。県立横浜国際・国際科国際バカロレアコースの2.10倍、県立神奈川工業・デザイン科の2.00倍が続いた。
定時制は27校2517人の募集に1292人が志願し、同0.51倍(同0.48倍)。通信制は2校1216人の募集に417人が志願し、同0.34倍(同0.27倍)。
学力検査や面接、特色検査は15~18日に実施。新型コロナウイルス感染者や濃厚接触者となって受験できなかった生徒らを対象に25日に追検査を行う。合格発表は3月1日。2月25日の追検査も受験できなかった場合、3月10日の「追加の検査」を受けられる。合格発表は同16日。
2月15日の学力検査の問題と解答はウェブサイト「カナロコ」で公開する。