新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は14日、県所管域で2人の死亡と、10歳未満～100歳以上の男女1314人の感染が新たに確認されたと発表した。うち、感染経路不明は1235人。
県によると、死亡したのは綾瀬市の80代男性と、横浜市の90代男性。80代男性は、クラスター（感染者集団）が確認されている厚木保健福祉事務所管内の医療機関に入院していた7日に症状が悪化し、翌8日に死亡した。死亡後の抗原検査で陽性が判明した。
90代男性は、横浜市内の高齢者福祉施設に入所していた5日に症状が出て、搬送先の医療機関で7日に陽性が判明。9日に他の疾患で死亡した。基礎疾患があったという。
クラスター関連では、厚木保健福祉事務所管内の障害者支援施設で、入所者と職員計17人の感染が確認され、新たなクラスターと認定した。ほかに平塚保健福祉事務所や厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設、医療機関で計5件のクラスターが新たに確認された。
また、県は新たに415人が自主療養したと発表した。自主療養者の累計は6543人となった。
