【新型コロナ】川崎市、保育施設で「みなし濃厚接触者」導入 対象者以外の休園は最短3日間に

川崎市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、川崎市は15日から、関係者の感染が判明した保育施設の休園期間について、最短3日間とする運用に改める。保健所による濃厚接触者の特定をせず、症状が現れなければ登園できるようになる。

 これまで感染者が判明した場合、保健所が行動履歴を基に接触があったとみられる園児ら一人一人について濃厚接触者かどうかを判断し、再開は検査による濃厚接触者全員の陰性確認などを条件としていた。

 新たな運用では行動履歴の詳細は確認せず、感染者と同じクラスの園児らを「みなし濃厚接触者」とし、原則7日間、登園停止。みなし濃厚接触者以外は、症状が現れず、施設内に感染の広がりがなければ休園4日後から再び登園できる。

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