栃木県が20日に期限を迎える新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置の延長を政府に要請する方向で調整していることが14日、分かった。
本県や北海道、大阪府など18道府県は1月27日に重点措置が適用され、20日まで飲食店の営業時間短縮などの制限が求められている。
本県の新規感染者数は2月2日に千人を超え、以降も800~900人台と高水準で推移。13日現在の新規感染者数の直近1週間と先週1週間の比較は0.8と1を下回り、増え方は鈍化傾向にあるが、病床使用率は43.4%と依然高い。
県は感染状況や医療提供体制などを総合的に判断し、重点措置の延長が必要と判断したとみられる。