新潟県十日町市、新発田市、阿賀野市、妙高市の小中学校などで関係者が新型コロナウイルスに感染

新潟県十日町市は16日、市立学校の児童4人と教職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

児童の感染が確認されたのは、市立東小学校と市立川治小学校の2校で、川治小学校では教職員1人の感染も確認された。

両校ともに臨時休業中のため、校内に濃厚接触者はおらず、予定どおり臨時休校は16日までとしている。また同様に、放課後児童クラブと学校開放も、16日まで休業および中止の措置をとっている。

また新潟県新発田市でも同日、市立学校での感染が確認された。感染が確認されたのは、市立二葉小学校、市立住吉小学校、市立東豊小学校、市立本丸中学校、市立猿橋中学校で、いずれも16日から臨時休校の措置をとる。

阿賀野市では同日、市立堀越小学校で児童2人、市立水原中学校で生徒1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明した。両校ともに行動歴の調査が終了していることから、学校内での感染拡大はないと判断され、休校などの措置は行わない。

また妙高市でも、市内の小学校などでの感染が確認された。市立新井小学校では児童1人の感染が確認。同児童は同居家族の陽性が確認され、濃厚接触者としてPCR検査を行い16日に陽性が判明。学校全体での感染拡大の可能性がないため、児童が在籍する学級のみ、17日から22日まで学級閉鎖とする。

また、妙高市内のさくらこども園でも園児2人の感染が判明した。これに伴い17日は臨時休園し、園内の消毒等を実施する。また18日から22日まで、濃厚接触者の3歳児、4歳児、5歳児は自宅待機とする措置をとる。

一方で佐渡市では、新型コロナウイルス感染患者の濃厚接触者として、市立南佐渡中学校の関係者が特定されたことから、同校では第2学年を17日から学年閉鎖とする。再開は21日の予定。

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