パールジャムのエディ・ヴェダーがブルース・スプリングスティーンと対談

Eddie Vedder and Bruce Springsteen - Photo: Rob DeMartin

2022年2月11日に11年振りの最新ソロ・アルバム『Earthling』をリリースしたエディ・ヴェダー(Eddie Vedder)が、ニュージャージー州にあるブルース・スプリングスティーンの農場で撮影されたスプリングスティーンとの親密な対談映像を公開した。

この対談の中で、2人はアルバムの制作やスティーヴィー・ワンダー、リンゴ・スター、エルトン・ジョン、アンドリュー・ワットらのゲスト参加、そしてエディ・ヴェダーのソングライティングについて掘り下げている。トム・ジムニーが監督したこの特別対談は、Amazon Liveでのプレミア公開を経て、現在エディ・ヴェダーの公式YouTubeページで視聴することができる。

<YouTube:Eddie Vedder in Conversation with Bruce Springsteen>

『Earthling』は、エディ・ヴェダーにとって2011年の『Ukulele Songs』以来の新作アルバムで、スティーヴィー・ワンダー、リンゴ・スター、エルトン・ジョン、アンドリュー・ワット、チャド・スミス、ジョシュ・クリングホッファーなど、音楽界を代表するレジェンドたちとのコラボレーションを含む、彼のあらゆる側面を照らし出す作品となっている。また、この新作を記念して現在10年以上ぶりのソロ・ツアーも敢行中だ。先日行われたニューヨークタイムズ誌のインタビューの中で、エディ・ヴェダーはこう語っていた。

「このアルバムはコンサートのような構成になっているんだ。スペシャル・ゲストは最後の方に登場する。スティーヴィー、エルトン、リンゴとの‘Mrs. Mills’。それから一番最後のスペシャル・ゲストは、僕も実はあまりよく知らない僕の父なんだ」

新作『Earthling』は、2月11日にリリースされるやいなや多くの批評家から絶賛された。最新シングル「Brother The Cloud」について、スピン誌は、“パワフルな仕上がりの多様性に満ちたロック・トラック”と評し、ローリング・ストーン誌は、“ギターを多用したアップビートなアレンジにもかかわらず、親しい仲間を失ったことによる激しい感情の揺らぎを表現している”と称賛。

Brooklyn Vegan誌は、“エディの素晴らしいヴォーカルとキャッチーなコーラスが際立つアンセミックでパンキッシュなロック・ソング ”と評し、Stereogumは、“アリーナで聴く価値のある、素晴らしいロック・アンセム”と最高の賛辞を贈っている。

その他のエディ・ヴェダー関連のニュースとして、ギルド・オブ・ミュージック・スーパーバイザーズは、第12回目となる今年の“ギルド・オブ・ミュージック・スーパーバイザーズ・アワード”の受賞者に、アイルランド出身のシンガーソングライターであるグレン・ハンサード、ビヨンセ、ジェイ・Z、デミ・ロヴァート、作曲家のリン=マニュエル・ミランダらと共に、パール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダーが含まれていることを発表した。同アワードは、映画、テレビ、ゲーム、ドキュメンタリー、広告、予告編などの各分野における音楽監修の優れた功績を称えるものだ。

Written By Tim Peacock

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エディ・ヴェダー『Earthling』
2022年2月11日発売

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