バイエルンが敵地でザルツブルクに大苦戦… 終了間際のコマン弾で辛くもドロー

 16日にUEFAチャンピオンズリーグ1回戦1stレグが開催し、バイエルン・ミュンヘンがレッドブル・ザルツブルクの敵地に乗り込んだ。

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 グループステージでは複数得点で全勝通過と、CLで完璧なシーズンを過ごすバイエルン。今試合でもゴールショーが予想されたが、思わぬ苦戦を強いられる。序盤の奇襲で得点を奪えなかったバイエルンは、21分にザルブルクにロングカウンターを食らい、ノア・オカフォーの負傷で急遽ピッチに立ったチュクブイケ・アダムが流し込み、先制点を喫してしまう。

 1点ビハインドで試合を折り返したバイエルンは後半に入り巻き返しを図るものの、引いて守り奪ったら即カウンターを仕掛けるザルツブルクに手を焼き、時間だけが過ぎていく。このまま敗北かに見えた90分、右サイドからアーリークロスを送ると、トーマス・ミュラーが頭で逸らす。ファーでフリーだったキングスレー・コマンが左足でネットを揺らし、バイエルンが1-1で辛くもドローに持ち込んだ。

敵地で大苦戦のバイエルンが辛くもドロー Photo Guenther Iby

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