新潟県十日町市が新年度予算を発表、一般会計予算総額367億7,000万円(前年度比1.2%増)

十日町市役所

新潟県十日町市は16日、新年度予算を発表した。一般会計予算総額は、367億7,000万円、前年度比1.2%増となった。

「選ばれて 住み継がれるまち とおかまち」をコンセプトに策定。経済政策では、資金の融資など企業の設備投資と新規雇用の支援に2億2,734万円、市内消費活動の推進と経済の活性化を目指したプレミアム商品券発行事業の支援に1億1,200万円を計上した。

また、新たな事業にチャレンジすることや、大規模リフォームなどの取り組みなどポストコロナ時代に向けた事業者の積極的な取組みを支援するために、4,110万円を盛り込んだ。

ふるさと納税を活用した市内事業者のビジネス支援には1億8,827万円、農業では認定農業者などの支援に1,705万円を計上した。

一方、観光分野では、今年4月から11月まで開催する「越後妻有 大地の芸術祭2022」に3億5,868万円を計上したほか、キャンプ場の改修などアウトドア観光の推進に9,496万円、田舎体験などを主体とした体験型観光誘客の促進に5,148万円を盛り込んだ。

さらに、地方回帰の促進として、 UIターン者への積極的な移住支援に4,217万円、移住希望者への相談体制を強化に500万円を計上した。

UIターン者への積極的な移住支援は、子ども1人につき(子供の上限なく)、10万円を助成し子育てを応援する。

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