あしぎん総合研究所は17日までに、「女性社員の活躍に関する特別調査」の結果を発表した。女性の活躍推進を経営課題として「重視している」との回答は全体の計63.6%だった。女性活躍推進に「取り組んでいる」との回答は計54.6%で、大企業が7割超だったのに対し中小企業は5割未満で、取り組み状況に差が見られた。
調査は昨年7月、足利銀行の営業地域の栃木、群馬、茨城、埼玉県などの1626社を対象に郵送で実施し、県内企業398社を含む698社から回答を得た。回答率は42.9%。
経営課題としての女性活躍推進への意識は「重視」が21.8%、「やや重視」が41.9%。一方、「あまり重視していない」は31.4%で、「重視していない」は5.0%だった。