長崎県大村市玖島1丁目の大村ボートレース場で12月、SGの中で最も格式のある「グランプリ(賞金王決定戦)」が初めて開催されるのに合わせ、同場内に整備されるスタンド棟別館の建設工事安全祈願祭が17日、現地であった。
市競艇企業局によると、同別館は鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は約1100平方メートル。1階にイベントスペース、2階に観客席134席を備える。市民団体によるイベント利用なども想定しており、11月下旬の供用開始を予定している。建設費は約5億3千万円。
同日は園田裕史市長をはじめ、同局関係者や施工業者ら14人が出席。神事で工事の安全を祈願した後、園田市長は「大村ボートは今年、開設70周年の節目。子育て環境や下水道、市道の整備など大村市の人口増のベースとなっているものはボートの財源が活用されており、今後もしっかり市民に還元していきたい」とあいさつした。
大村ボート スタンド棟別館の建設で安全祈願
- Published
- 2022/02/18 12:40 (JST)
- Updated
- 2022/02/18 12:42 (JST)
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