週末の天気 土曜日は西から天気下り坂 全国的に雨や雪に 日曜日は北日本で荒天のおそれ

19日(土)にかけての時系列予報

 きょう18日(金)は太平洋側を中心に晴れている所が多くなっている。

 日本海側の雪もピークを越え、範囲が狭まってきているが、週末は早くも西から天気が崩れる見込み。

 日曜日にかけて、全国的に雨や雪となりそうだ。

土曜日は西から天気下り坂

19日(土)午後9時の予想天気図

 この土日は南の海上を前線を伴った低気圧が進む。

 この影響で西から次第に雨の範囲が広がり、日曜日にかけて全国的に天気が崩れる見込みだ。

19日(土)朝~夕方の天気分布予想

 九州では土曜日の明け方から朝には雨雲がかかりだし、昼前には中国・四国で、昼過ぎには近畿でも雨が降り出してくる。

 山陰など日本海側では雪の所もあるが、太平洋側では雨の所がほとんどとなる見通し。

 

 北陸や東海、関東でも夕方から夜にかけて雨の範囲が広がる見込みで、各地で傘の出番となりそうだ。

 内陸部では雪となり、夜遅くには北日本まで雪の範囲が広がってくる。

 雪が多く積もっている所では、引き続き、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要となる。

日曜日は北日本を中心に荒天のおそれ

20日(日)午前9時と午後6時の雨雪と風の予想

 日曜日の明け方から朝にかけては、東海や関東を中心に活発な雨雲がかかり、雨が強まる所がありそうだ。

 日中は太平洋側の天気は回復に向かうものの、日本海側では広く雪となる見通し。

 特に北日本は発達する低気圧の影響で風も強まり、荒れた天気となるおそれがあるため、注意が必要となる。

西日本は平年を下回る寒さ続く

土日の天気と予想気温

 日中の最高気温は東京では土曜日が真冬並みの9℃予想である一方、日曜日は13℃まで上がって、3月並みの気温となる見込み。

 そのほかは土日であまり差はなく、西日本では平年を下回る寒さが続きそうだ。

(気象予報士・多胡安那)

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