ニッサン/ニスモ、2022年のスーパーGT GT500クラス参戦の4台の車名とカラーリングを発表

 2月18日、日産自動車/ニスモは、2022年にスーパーGT GT500クラスに参戦する4台のニッサンZ GT500の車名、使用タイヤ、さらにマシンカラーリングについて発表した。すでにチーム、ドライバーラインアップが発表されているが、これですべてのチーム体制が発表された。

 長年GT500クラスに参戦してきたニッサンGT-RニスモGT500に代わり、2022年から投入されるZ GT500。すでに2021年12月にお披露目された後、富士や鈴鹿、もてぎでテストが行われ、開幕に向けて準備が進められてきた。

 すでに4台のチーム、ドライバーラインアップも明らかにされていたが、車名や使用タイヤについては発表されておらず、この日、ニッサン/ニスモから正式に発表された。まず、エースナンバー23をつけ、松田次生とロニー・クインタレッリがドライブするNISMOは、『MOTUL AUTECH Z』、そしてタイヤがミシュランに。千代勝正と高星明誠がドライブするNDDP RACINGの3号車は、車名が『CRAFTSPORTS MOTUL Z』で、同じくミシュランを履く。

 平峰一貴/ベルトラン・バゲット組のTEAM IMPULは、伝統の車名を踏襲。『カルソニック IMPUL Z』で、もちろんタイヤはブリヂストンとなる。またKONDO RACINGの24号車は、佐々木大樹/平手晃平のコンビで、『リアライズコーポレーション ADVAN Z』となった。タイヤはヨコハマだ。

 さらにこの日は、4台のマシンカラーリングについても発表された。これまでホワイトが主体だったNDDP RACINGの3号車CRAFTSPORTS MOTUL Zは、23号車MOTUL AUTECH Zと同様にレッドが主体に。かつてNISMOが2台体制だったころのように、レッドが強い3号車、ブラックが強い23号車という見分けになりそう。またこれまでのテストでは3号車はブルーのライトが用いられており、こちらも見分けになりそうだ。ルーフやリヤには『Z』の文字が入るのも特徴的。

 またカルソニック IMPUL Zは、伝統のブルーのカルソニックカラーに。リアライズコーポレーション ADVAN Zはネイビーとホワイトのおなじみのカラーリングに彩られている。

2022 スーパーGT ニッサン/ニスモ GT500クラス チーム体制

No Team Director Car Name Driver Tyre

3 NDDP RACING 島田次郎 CRAFTSPORTS MOTUL Z 千代勝正/高星明誠 MI

12 TEAM IMPUL 星野一義 カルソニック IMPUL Z 平峰一貴/ベルトラン・バゲット BS

23 NISMO 中島健 MOTUL AUTECH Z 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI

24 KONDO RACING 近藤真彦 リアライズコーポレーション ADVAN Z 佐々木大樹/平手晃平 YH

総監督:松村基宏
エグゼクティブアドバイザー:ミハエル・クルム

CRAFTSPORTS MOTUL Zのカラーリング
カルソニック IMPUL Zのカラーリング
MOTUL AUTECH Zのカラーリング
リアライズコーポレーション ADVAN Zのカラーリング
NDDP RACINGのニッサンZ GT500
TEAM IMPULのニッサンZ GT500
NISMOのニッサンZ GT500
KONDO RACINGのニッサンZ GT500
KONDO RACINGの24号車ニッサンZ GT500

© 株式会社三栄