宮城・登米市のこども園に包丁を持って侵入した男 殺人未遂などの罪で起訴

2021年11月、宮城県登米市のこども園に包丁を持った男が侵入した事件で、仙台地検は18日、男を殺人未遂などの罪で起訴しました。

起訴されたのは、登米市豊里町の無職、大槻渉被告(31)です。

起訴状によりますと、大槻被告は幼児を殺害しようと考え、2021年11月9日、登米市のこども園に侵入し、包丁で職員を突き刺そうとした殺人未遂などの罪に問われています。

仙台地検は大槻被告の認否を明らかにしていません。

大槻被告は警察の調べに対して「小さな子どもを殺して、死刑になるためにやった」などと供述していました。

仙台地検は犯行当時の精神状態などを詳しく調べるため、大槻被告を2021年11月26日から2月15日まで鑑定留置していましたが、刑事責任能力を問えると判断したとみられます。

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