【壬生】本丸1丁目の精忠神社で、梅の花がほころび始め、春の訪れを告げている。
梅の木は参道に1本あり、地元の城内自治会や同神社が周辺の清掃などをして管理している。
樹齢や品種は不明だが、同自治会の荒川克己(あらかわかつみ)会長(77)は「この辺りでは毎年、この梅が一番早く咲き、散る頃に各家庭の梅が咲き始める」と説明する。
18日現在で三分咲き。小さな白い花がほのかに甘い香りを漂わせており、多くのつぼみが膨らんでいた。あと4、5日程度で満開になり、今月いっぱい楽しめるという。荒川会長は「まだ寒いですが、春を感じますね」と話していた。