【2022年】灯油ポンプの選び方&おすすめ10選!キャンプ・アウトドアの石油ストーブに

おうちはもちろん、冬のキャンプやアウトドアでも活躍する石油ストーブに絶対欠かせないアイテムが「灯油ポンプ」。今回は、自宅でも灯油ストーブを愛用しているライターMIZUKIが「灯油ポンプ」について徹底的に調べてみました。すでに石油ストーブをお持ちの方もこれからデビューされる方必読です!

【灯油ポンプの選び方】給油タイプや機能をチェック

↑こちらAmazonからの画像ですが使用OKですか?

冬キャンプから自宅での使用まで冬のあったかさをたもてる灯油ストーブ。使用の際に必ず必要になるのが給油です。

タンクが空になるたびに発生する給油作業、結構厄介。。。仕組みを知ってご自身にピッタリなものをGETしたいですね。

それではまず、「灯油ポンプ」の種類や特徴、機能についてご紹介しましょう。

ポイント1:給油タイプ(手動式・電動式・加圧式)

灯油ポンプには主に「手動タイプ」 「電動タイプ」があります。

「手動タイプ」 であっても何十回もポンピングする必要はなく、「サイフォンの原理」で数回ポンピングすれば、自動で給油が可能です。

そしてチカラを一切かけずに給油ができる「電動タイプ」はスイッチオンするだけで楽々スピード給油が可能です!

▼手動と電動の違いはこちらの動画をご覧ください▼

最近ではさらに新方式「電池不要の加圧式」というタイプも登場。これは、手動でも電動でもない、女性でも数回ボタンを押し下すだけで給油ができる「加圧式」という画期的な商品です!

3種の給油ポンプの違いをまとめてみます。

ポイント2:自動停止機能の有無

給油時、ストーブ(カートリッジタンク)がいつ満タンになったか、わかりにくいものですよね。

ポンプによってはスイッチONで給油スタートし、満タンになったらで自動的に停止する機能はとってもありがたいもの。多少、目を離しても、手を離しても大丈夫!

ポイント3:収納ケースの有無

灯油ストーブのデメリットである吸入口・吐出口から灯油ダレ。給油が終わった後のポンプ保管時には何らかの対策が必要です。

筆者撮影:灯油ダレするとなかなか落とせません

灯油ダレは、こんな風にベランダの床にシミを作ります↑

そんな悩みを解消してくれるのが、「灯油ポンプ専用ケース」

一般的な形状のタンクにできるので、使い終わったポンプの行き場に困らず済みます。

ポンプとセットで販売もしています↓

ポイント4:全体サイズ&重量

一番スリムで軽いのは、100円で買える古典式のタイプですね。

注ぎ口が拳銃のような形状(ガンレバー)になっていたりすると、サイズも重量も大きくなります。

(電池式の場合、本体の重量に加えて電池の重量も加わるので、結構ずしっときます。)

加圧式タイプは、機能が追加される分手動タイプよりは重くなりますが、電池を要さないので電動タイプよりは軽いです。

筆者撮影:わがやの電動式はガンノズルではないので重量は300g程度です。

ポイント5:吸入口・吐出口のサイズ

灯油ストーブやポンプを買う前に、声を大にしてお伝えしたいのが、「吸入口・吐出口のサイズをチェックしましょう!」です。

お持ちのストーブの給油口と、灯油タンクの給油口のサイズにあったものを選定しないと、、、ハピキャン編集部森田のような失敗をすることに(;^ω^)

[ 画像が省略されました ]

私が持っているTOYOTOMI KS-67Hストーブは、「ストーブ側の給付口が小さい」、かつ、「灯油タンクの方の注ぎ口も小さい」ため、電動式を買ってみたけどポンプがストーブ側の給油口に入らず使えなかったんです~~~~!!!

目測で「この細さならいけるっしょ」と判断して買ったのですが、ギリギリ、入りませんでした・・涙

サイズが明記されていない商品もあるので、ポンプを購入する前に「ストーブ側の給油口の径を調べる(メーカーに問い合わせるか自分で測る)」と「ポンプ側の方も調べる」は必ずやった方が良さそうですね!

灯油ストーブと灯油タンクを選定して力尽きそうになりそうですが、もう一息、灯油ポンプの検討も抜かりなく「タンクとストーブどちらもの口に適合するポンプ」を選びましょう!

筆者撮影:電動のわりに、コンパクトです。

ポイント6:灯油ポンプはどこで買える?

インターネットショッピングサイト以外にも、

  • DCM
  • ナフコ
  • コメリ
  • 島忠
  • カインズ・・・などホームセンター
  • 100均 CanDo(キャン★ドゥ)・Daiso(ダイソー)・Seria(セリア)など
  • (季節によっては)スーパーやコンビニ

といった実店舗でも購入ができます!

▼ダイソーのネットショッピングサイト▼

【公式】《単品買いなら》DAISO(ダイソー)ネットストア

こんな人にはこのタイプの灯油ポンプがおすすめ

筆者撮影:メインは電動、サブとして手動も常備

これまでご紹介した通り、電動タイプ・加圧式タイプは、古典式の手動タイプに比べてサイズが大きくなる傾向にあります。

また、電動式は電池が切れると給油できなくなってしまうリスクがあります。

筆者も実際結構な電池消費量にびっくりしました!アウトドアに持ち出す場合は予備電池の持ち歩きがマストになりますね!

また、使用するストーブの(タンク)の容量にもよりますが、1〜2泊のキャンプでの給油回数は、せいぜい1〜2回程度で済みます。

それらを踏まえて、、、

古典式の手動タイプがおすすめな人

  • 車の積載量に余裕がない人
    手動タイプは150g程度と圧倒的な軽さです。そのため、できるだけ荷物を軽くコンパクトに納めたい人にオススメ!
  • ストーブを使うのはキャンプの時だけの人
    自宅で石油ストーブを普段使いしておらず、給油回数も少ないでしょうから、コストをかけなくても良いかも。
  • コスパを重視したい人
    最も安価です!
筆者撮影:昔ながらのレトロカラーです

電動式の手動タイプがおすすめな人

  • 自宅でも石油ストーブを普段使いしている人
    我が家はこちらです。家でも灯油ストーブを愛用しているので、給油が冬の日常茶飯事。寒い日にバルコニーでの作業となるため、できるだけ手軽にスピードよく済ませたい!そのため我が家は電動式一択です。
  • オーバー給油(灯油あふれ)が怖い人(自動停止機能が欲しい人)
    そして、自動停止機能があるのも電動タイプのいい所!勝手に止まってくれるので、給油しながらバルコニーの散らかりを少し掃除したりできちゃう余裕があります!
筆者撮影:電動で給油中

加圧式タイプがおすすめな人

  • 自宅でも石油ストーブを普段使いしている人(給油回数が多い人)
  • 電池を使いたくない人

電動式と同じく、普段使いに灯油ストーブをお使いの方、かつ、電池を使いたくない方は加圧式タイプをオススメします!

キャンプ場でも、普段でも、防災の観点でも、「いざという時に電池の在庫が無い!!」なんていうトラブルも避けつつ、手動より楽なポンピングで給油可能です!

手動タイプの灯油ポンプおすすめ3選

古典式の「手動ポンプタイプ」にも形状やカラーにいくつか選択肢がありますのでご紹介していきましょう。

100均 灯油ポンプ

昔ながらの手動ポンプです。手軽で安心のクラシックカラー。

アズワン 大流量ハンドポンプ /3-5948-01

こちらは、色が可愛い手動タイプの灯油ポンプです。バレル部分が大きいので一度のポンピングで多量の給油ができる!

グロウアップ(Grou-up) 灯油ポンプ ケロペット FOP-14 電池不要 FOP-14

灯油タンクに直付けできるため、ニオイ軽減で快適給油!押すだけでラクラク給油!

電動タイプの灯油ポンプおすすめ4選

筆者撮影:単三電池4本使用します

続いて、電動タイプのポンプを4種ご紹介します!

センタック 灯油ポンプ 自動停止 ブザー付き ファインポンプ オートストップ 単3電池対応 CP-30

給油完了時にブザーでお知らせしてくれる、自動停止式灯油ポンプです。

工進(KOSHIN) 乾電池式 タンク 直付け 灯油 ポンプ EP-504FB 自動停止 ブザー お知らせ 手元 スイッチ 単三電池 4本 使用 ストーブ 給油 白/茶

ポリタンクへ直接取り付けるので、都度ポンプを取り出す必要無し。スイッチを入れるだけで簡単給油&自動でストップ。吐出口側にスイッチがあるのでスムーズに操作できます。

徳信洋行 暖房関連グッズ グレー 全長 約50cm カートリッジ専用灯油ポンプ2点セット DPC-03K-1

電動式灯油ポンプ自動停止装置付き。ポンプ+収納ケースのセット!

電動 灯油ポンプ オートポンプ ライト付き ホワイト×パステルグリーン TP-FR20 | 給油ポンプ 給油 ノズル 自動 ファンヒーター

なんと、自動給油の際、LEDライトが給油完了をお知らせしてくれます!

加圧タイプの灯油ポンプおすすめ3選

タカギ(takagi) ポリタンク用 ポリカンポンプ 電池いらず D089RF 【安心の2年間保証】

空気圧で給油する電池のいらないエコな灯油ポンプです。使用後にエアー抜きボタンを押して空気を抜けば、灯油漏れを抑えることができます。

ポリカンポンプ アラジン×タカギコラボ商品 給油ポンプ

アラジンとタカギのコラボレーション商品でオシャレなカラーリング!空気圧で給油するので電池が不要です!

TRUSCO(トラスコ) 給油用ポンプ JIS規格灯油缶対応(給油口65mm用アダプター付) PKP5065

10~20回ポンプを押した後、ガンを握って給油し、ガンレバーを離すと給油がピタッと止まる微量調整が可能。

灯油ポンプと併せて使いたい便利グッズ

給油時の悩み「灯油ダレ」や給油後の各所タンク周りの汚れって、どう拭き取ればよいのでしょう。

ティッシュ?雑巾???そもそも灯油ダレを防ぐにはどうしたら良いでしょうか?

調べてみた所こんなに便利なアイテムがありました!

灯油缶用吸収シート

タンクに設置することで給油時、ポンプを出し入れする際にどうしても垂れてしまう灯油の臭いや汚れを防げる便利アイテム!なんと100均でも買えちゃいます!

灯油拭き取りシート

筆者撮影:ライターオイルやランタンオイルにも使えます!

垂れてしまった灯油をサッと拭き取って、汚れやにおいを防げる専用の拭き取りシート。こちらも100均でも買えるアイテムです。

灯油ポンプ収納ケース

灯油ストーブをキャンプやアウトドアへ持ち出しする際に便利なアイデアがあります。

それは、なんと、製図やポスターなどを入れるケース!

筆者撮影:製図以外に使われることを作りては想像していたでしょうか。。。

こちらも100均でも買えるアイテムです。(Daisoだと330円税込です)

筆者撮影:シンデレラフィット!!!!

※購入の際は必ずご自身のポンプが入るか、サイズを確認してくださいね※

ご自身のニーズに合った給油ポンプをゲットしましょう

ライフスタイルや好みに合わせ、また、ご自身のストーブや灯油タンクに合わせて、ピッタリのポンプをお探しください。

あったかグッズが揃えて・・・今年からは冬もキャンプを楽しむきっかけになれば嬉しいです♪

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