BMW、2022年のMotoGPで使用するセーフティカー『M2 CS Racing』を公開。BMW M社創立50周年記念カラーに

 BMWは2月14日、2022年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPで使用するセーフティカー『M2 CS Racing』を公開した。

 セーフティカーはセッション前や、セッション中にトラック上で問題があり赤旗が掲示された際などに、コースを走り路面を確認する役割がある。MotoGPは四輪レースとは異なり、レース中にセーフティカー先導で走行することはないが、セーフティカーやセーフティバイク、そしてメディカルカーを導入している。

 1999年からはチャンピオンシップのオフィシャルスポンサーとして、BMWの研究開発部門であるBMW・M社がオフィシャルカーの供給を開始させた。

 2021年は『M3』、『M4』、『M5 CS』の3台のセーフティカーと『M1000RR』の1台のセーフティバイクを導入。また、第3戦ポルトガルGPからセーフティカーとして『M8クーペ コンペティション』、『M8グランクーペ コンペティション』、メディカルカーとして『X5 M』、セーフティバイクとしてもう一台『M1000RR』を加えた。

 さらに電動バイクのMotoEでは『i8』を使用し、第5戦オーストリア大会から『i4 M50』に変更した。

2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing

 そして今回、2022年シーズンに使用するセーフティカー『M2 CS Racing』が公開された。このクルマは競技モデルとなるが、セーフティカーで使用するため、ルーフライトバーやヘッドライトを追加。また、BMW・M社創立50年目を記念するカラーリングが施された。

 そのほか、セーフティカーとして『M3コンペティション』、『M4コンペティション』、『M5 CS セーフティカー』、『M8 コンペティション グランクーペ』、メディカルカーとして『X5 M コンペティション』、セーフティバイクは『M1000RR』を2台準備。MotoEには『i4 M50』を供給するという。

2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing
2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing
2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing
2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing
2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing
2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing
2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing
2022MotoGP:セーフティカーとして使用されるM2 CS Racing

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