J-POPの誕生に大きな影響を与えた歌手・弘田三枝子のメモリアルCD-BOXが2月23日に発売!

「人形の家」「砂に消えた涙」「ヴァケーション」などの大ヒット曲と圧倒的な歌唱力で知られ、2020年7月に73歳で逝去した歌手・弘田三枝子。1960年代から半世紀以上にわたり活動したその偉大な足跡をまとめたメモリアルBOXが2月23日に発売される。 このBOX『弘田三枝子・プレミアム』は、CD6枚と特典DVDの7枚組で、全138曲が収録される。CDにはシングル・ヒット曲をはじめ、アルバムの中から洋楽曲のカバーやオリジナル曲、一世を風靡したCMソング「アスパラで生き抜こう」や「レナウンワンサカ娘」、手塚治虫原作のアニメ『ジャングル大帝』のテーマ曲「レオのうた」なども収録。特典DVDには現存する『NHK紅白歌合戦』の貴重映像が収録され、1967年に放送された「渚のうわさ」は作曲家・筒美京平にとって初めて紅白で歌われた作品となった。

弘田は、1965年に日本人歌手として初めて「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」に出演し、後にボビー・ヘブのヒットで知られ多くのアーティストによってカバーされる「サニー」は、その際にニューヨークで音楽出版社にあった譜面の中から弘田自身がセレクトし世界で初めてレコーディング、アルバム『ニューヨークのミコ』に収録された。 1968年にはヨーロッパから帰国後、ライブ・アルバムの名盤『ミコR&Bを歌う』をリリース。日本のR&Bの先駆けとなった。デビュー当時から、いち早く海外の音楽を自分流に昇華させたパフォーマンスは日本の音楽界に新風を送り込み、その後デビューしたミュージシャン達に大きな影響を与えJ-POPの誕生に大きく寄与した。 本日より特典DVDの試聴用ダイジェスト映像がコロムビアのYouTubeで公開された。また一部の収録曲を変更した配信アルバム(音源のみ)『弘田三枝子・メモリアル』は3月9日にリリースされる。

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