【新型コロナ】相模原で3人死亡593人感染 高齢者施設などでクラスター

相模原市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、相模原市は19日、市内に住む70代~90代の男女3人の死亡と、市内外に住む男女593人の感染が新たに確認されたと発表した。軽症475人、無症状40人で、78人は調査中。

 市によると、80代と90代の女性2人は別の疾患でそれぞれ市内の病院に入院していたが、80代女性は1月30日に陽性が判明し、今月16日に死亡。90代女性は2日に陽性が分かり、14日に死亡した。70代男性は今月16日に体調不良で市内の病院に救急搬送され、死亡した。その後の検査で陽性が判明した。

 感染者の年代別の内訳は、10歳未満が107人、40代が95人、30代が84人、20代が75人、10代が73人、50代が63人、60代が35人、70代が30人、80代が22人、90代が9人。328人の感染経路が不明。

 同市緑区の有料老人ホームで入所者ら9人、同市中央区の通所介護事業所で利用者ら10人、同区のグループホームで入所者ら9人、同区の障害福祉サービス事業所で利用者ら13人の感染が判明し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。

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