北日本や北陸　暴風雪や高波に警戒

きょう20日（日）からあす21日（月）にかけて、北海道付近の低気圧は次第に不明瞭となりますが、三陸沖の前線を伴った低気圧が急速に発達しながら千島近海を経て、千島の東海上に進む見込みです。一方、華中付近の高気圧の張り出しは続き、日本付近は西高東低の強い冬型となる見通しです。
北日本や北陸から山陰では雪が断続的に降るでしょう。また、雪を伴った非常に強い風が吹いて大しけとなる所があり、大雪となる所もある見込みです。暴風雪、高波に警戒し、大雪による交通障害に警戒、注意してください。東日本の太平洋側は概ね晴れますが、西日本の太平洋側や九州北部は雲が広がりやすく、所々でにわか雨やにわか雪がありそうです。南西諸島はくもりや雨となるでしょう。

（気象予報士・吉田 信雄）

画像について：20日午後9時の予想天気図。