神奈川・鎌倉の玉縄桜 21日からライトアップ、3年ぶり

ライトアップされた玉縄桜(昨年の様子、大船フラワーセンター提供)

 神奈川県鎌倉市岡本の日比谷花壇大船フラワーセンターで21日から、早咲きの「玉縄桜」のライトアップが始まる。昨年まで新型コロナウイルス感染症のため中止していたが、今年は3年ぶりに実施する。

 玉縄桜は、同センターオリジナルの桜で、ソメイヨシノの種をまいて発芽した苗木の中から葉の成長が早いものを選んで育て、1969年に誕生した。淡いピンクの花と開花期間が長いことが特徴で、現在は大船のシンボルとして親しまれているという。

 ライトアップは21日から27日までで、夕方以降に園内を彩る。26日と27日には関連イベントも行われる。ライトアップ期間中は通常午後4時までの営業時間を同6時または同7時半まで延長する。問い合わせは、同センター電話0467(46)2188。

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