【動画】ストロール、アストンマーティンの新型『AMR22』の印象を語る「これまでのマシンと挙動が違う」

 アストンマーティンは、2022年型マシン『AMR22』のシェイクダウンの様子を動画で公開した。全ドライバーの中で初めて2022年型マシンをドライブしたランス・ストロールは、マシンについて、「(これまでのマシンと)非常に異なっている」と語った。アストンマーティンは2022年型マシン『AMR22』を2月10日(木)に発表。翌11日(金)の午前中には、シルバーストン・サーキットでシェイクダウンを行っている。

 このシェイクダウンでは、ランス・ストロールとセバスチャン・ベッテルが交代でステアリングを握った。公開された動画では、『AMR22』がシルバーストン・サーキットを駆け抜ける様子をドローンからの空撮も交えた迫力の映像で見られるほか、ストロールの走行をベッテルがコース脇で見守るシーンや、ベッテルがコックピットに収まる姿も確認できる。

「エキサイティングな一日だった」と走行後のインタビューで振り返ったストロールは、『AMR22』の印象について「(これまでのマシンと)非常に異なっているのは確かで、挙動も違う」とコメントした。

 アストンマーティンのパフォーマンスディレクターを務めるトム・マッカローは、アストンマーティンが他チームに先駆けて新車をサーキットで走らせたことについて「最初に走るチームはいつもエキサイティングだ」と述べ、早期にシェイクダウンを行った目的について語った。

「もちろん我々としては、システムチェックをしっかり行い、マシンがすべて良好であることを確認し、ふたりのドライバーを乗せてシートのフィッティングが快適であることを確かめたかったんだ」

 この日はフィルミングデーを活用した走行のため、走行距離は100kmに制限された。2月23日から25日にスペインのカタロニア・サーキットで行われるバルセロナテストが『AMR22』にとって最初の本格的な走行となる。

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