新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で22日、男女33人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女6263人の感染が確認された。1日に発表された死者数としては、17日の35人に次ぎ過去2番目に多かった。
県内の入院患者は21日現在で1785人(重症101人、中等症1500人、軽症・無症状184人)。14日の1758人を上回り、過去最多となった。
横浜市は60~90代の男女12人の死亡を発表した。12人はいずれも基礎疾患があり、うち8人は入所していた施設や病院でクラスター(感染者集団)が発生していた。
川崎市は80~90代の男女3人の死亡を発表。同市中原区の90代男性は、クラスターが発生した同区の特別養護老人ホームの入居者だった。
県は県所管域で12人の死亡を発表。また、相模原市と藤沢市で2人、横須賀市と茅ケ崎市でそれぞれ1人の死亡が明らかになった。
県は新たに287人が自主療養したと発表した。自主療養者の累計は8524人となった。
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防衛大学校(横須賀市)は22日、新たに10~20代の学生計7人が感染したと発表。久里浜少年院(同)は同日、20代の男性職員1人が新たに感染したと発表した。