栃木県内846人感染 小学校などクラスター2件 新型コロナ、23日

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県と宇都宮市は23日、新たに計846人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。21、22日に医療機関に入院していた40代1人と70代2人の男性計3人が死亡し、県内の死者は170人となった。小学校と高齢者施設で計2件のクラスター(感染者集団)が確認された。累計感染者数は4万2289人。

 新規感染者は10歳未満~90歳以上の男女で、437人の感染経路が不明。検査なしで医師が陽性判断する「みなし陽性」は56人だった。

 クラスターは、真岡市内の小学校で児童7人と教員1人の感染が確認された。足利市内の高齢者施設でも入所者13人と職員3人が感染した。入院者241人、宿泊療養者411人、自宅療養者(療養先調整中含む)6406人、重症者9人。

 23日の市町別感染者数 宇都宮市181人、小山市145人、栃木市95人、足利市55人、佐野市43人、鹿沼市39人、真岡市37人、那須塩原市29人、下野市、上三川町各26人、矢板市23人、高根沢町20人、野木町15人、日光市、那須町各14人、さくら市12人、大田原市10人、壬生町9人、那須烏山市8人、市貝町5人、塩谷町4人、益子町、茂木町各3人、芳賀町、那珂川町各2人、県外26人

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