自宅に遺体を放置した疑い 宮城・亘理町の男(73)逮捕 「葬儀をあげる金が無くどうしていいか分からなかった」

自宅に遺体を放置したとして、宮城県亘理町の70代の男が死体遺棄の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、亘理町見田内の無職。黒田久男容疑者(73)です。

警察によりますと、黒田容疑者は2017年4月ごろから23日まで自宅に身元不明の遺体を放置した疑いが持たれています。

23日の夕方、近所の住民から黒田容疑者と同居していた家族の姿が見えないと警察に相談があり、黒田容疑者の自宅を訪問した警察官が布団に寝た状態の白骨化した遺体を発見しました。

警察の調べに対し黒田容疑者は遺体は自分の家族だと話し「葬儀をあげる金が無く、どうしていいかわからず放置してしまった」と容疑を認めているということです。

警察が遺体の身元の特定を進めています。

© 株式会社東日本放送