2月24日から27日にかけて、北欧のスウェーデンで開催されるWRC世界ラリー選手権第2戦ラリー・スウェーデン。そのシェイクダウンの模様が24日9時（日本時間17時）よりWRC公式YouTubeチャンネル（https://www.youtube.com/user/wrc）で無料ライブ配信される。
約1カ月前にモンテカルロで開幕したWRCの2022年シーズンは、プラグイン・ハイブリッドシステムの搭載が義務付けられた新しい車両規定“ラリー1”レギュレーションが導入されている。
これにともないシリーズの最高峰クラスに参戦しているトヨタ、ヒュンダイ、Mスポーツ・フォードの各陣営は、WRカーに代わるまったく新しいハイブリッドマシンをシリーズに投入した。選手権唯一のフルスノーラリーの舞台となるスウェーデンは新車で迎える第2ラウンドだ。
開幕戦で激戦を繰り広げたセバスチャン・オジエ（トヨタGRヤリス・ラリー1）とセバスチャン・ローブ（フォード・プーマ・ラリー1）が不在となる第2戦は、ステージが雪と氷に覆われたものになるため各メーカーのラリー1カーはスタッドタイヤ（金属製のスパイクが埋め込まれた雪道専用タイヤ）を装着して競技に臨む。ターマック（舗装路）と氷雪路が入り交じることで、特殊なコンディションとなるモンテカルロとはまた違った意味で特別なラリーと言えるだろう。
そんなラリー・スウェーデンの初日に行われるシェイクダウンは、25日（金）の競技開始を前に実施される各車の最終調整の場であり、雪上でありながら屈指の高速ラリーとなる週末の戦いを占う重要なセッションとなる。WRC公式YouTubeチャンネルでは今戦もこのシェイクダウンの模様を日本語コメンタリー付きでライブ配信する。放送は24日（木）17時スタートだ。
