東京箱根駅伝を制した青山学院大学の岸本大紀選手(新潟県燕市出身)が同市の鈴木力市長を表敬訪問

新潟県燕市の鈴木力市長(写真左)と青山学院大学の岸本大紀選手(写真右)

第98回東京箱根間往復大学駅伝競走において復路7区に出場した岸本大紀選手が24日、出身地である新潟県燕市の鈴木力市長を表敬訪問した。岸本選手には、燕市から「燕大賞」が授与された。

2年前の第96回東京箱根駅伝優勝時以来、2回目の燕大賞の受賞となった岸本選手に対して、表敬訪問の場で鈴木市長から「2年前に優勝した時と今回とでは、優勝の味わいの違いはどうだったか」と質問。

岸本選手は「(2年前の)1年生の時は、先輩を追いかけながらやっていた一年間で、その中で伸び伸びと走ることができて優勝できた。今年は3年生として後輩に姿を見せていくという事があり、結果を出さなければいけないというプレッシャーがある中での大会だったが、結果として優勝することができた。自分の中で成長があり、1年目の優勝よりも、今年味わった優勝の方が大きかった」と答えた。

今後の目標について岸本選手は、「今後もマラソンをやっていきたい。その前段階として、今年一年間は箱根駅伝に向けて取組み、そこで結果を残して、それを足掛かりにマラソンの方に移行して社会人になっても続けようかと思っている。マラソンで世界を目指していけるようになりたい」と語った。

燕大賞を受賞した岸本選手には、表彰状とトロフィーのほか、燕市産の「ぐい呑みタンブラー」が贈られた。報道陣からタンブラーをどのように使いたいかとの質問に対して岸本選手は、「親と呑みながら、語りたいなと思います」と笑顔で話した。

燕市の鈴木力市長(写真左)と表敬訪問に訪れた青山学院大学の岸本大紀選手(写真右)

贈呈された燕産の「ぐい呑みタンブラー」を披露する青山学院大学の岸本大紀選手

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