横浜市泉消防署の救急車、経路誤り到着16分遅れ 搬送男性が死亡、因果関係「不明」

 横浜市泉消防署は24日、救急搬送時に経路を誤り、病院への到着が約16分遅れたと発表した。救急隊到着時に心肺停止状態だった60代男性は、搬送先の病院で死亡した。到着が遅れたことと男性の死亡との因果関係は「不明」としている。

 同署によると、指令を受けた岡津救急隊が22日午後4時46分に男性の搬送を開始したが、有料道路走行中に分岐点を誤り、同5時23分、病院に到着した。経路を誤らなければ、分岐点から約3分で到着するところ、約16分の遅延が生じた。

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