“うつ伏せスマホ”が原因!頑固な「肩こり」を解消するストレッチ

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

突然ですが、質問です。

昨夜、電気を消した後ベッドにうつ伏せになって、スマートフォンを見ていたという方はいますか?さらにそのとき、肩からすっぽりと毛布や掛け布団に覆われていたのではないでしょうか?

それ…今感じている肩こりとの関係が大、です!

というのも、うつ伏せでスマートフォンの画面を見るときというのは、ひじをついて上半身を軽く起こしていますよね。肩がすくんで、負担がかかった姿勢になっている上に、重量のある布団をかけていたとなれば、その重さも加わって肩こりの原因になってしまいます。

それだけではなく「目の使いすぎ」もまた、首や肩の筋肉を緊張させるため、この寝る前の「うつ伏せ」「重い布団」「暗い室内での目の酷使」は、肩こりを引き起こす要素が揃っていると言うことができるでしょう。

そこで今回は、「夜のうつ伏せスマホ」で凝り固まった、翌朝のツラい肩をすっきりさせるストレッチを紹介していきます。

四つ這いですっきり!「肩こり解消」ストレッチ

1) 四つ這いになり、手は肩幅、足は腰幅に開く

※肩の下に手首、股関節の下にひざをつき、腰が反りすぎないようにします

2) 手の位置をやや前に移動させ、横幅を広くしたら、お尻を後ろに引きながら額を床につける

※つま先は立てたままです

3) 右ひじを外側に開くようにして、右肩を内側に入れ込む。呼吸を5回繰り返す

※肩上部だけの動きではなく、肩甲骨の下側が外に開くのを意識しましょう

4) 四つ這いに戻り、反対側も同様におこなう

※このストレッチを、2~3回ほど繰り返します

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寝る前の時間というのは、ついスマートフォンを見てしまいがち。ですが、そのときの悪姿勢による肩への負担や目の疲れは、ツラい肩こりを引き起こすので注意が必要です。

スマートフォンを見るときは、明るい室内で、椅子やソファに座るなどして、画面を目の高さに持ち上げると良いでしょう。

ぜひ、今夜から意識してみてくださいね。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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