栃木県と宇都宮市は24日、新たに計424人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。22～24日に県内の医療機関に入院していた70代男性と80歳以上男性、高齢者施設で療養中の80歳以上女性の計3人が死亡し、県内の死者は173人となった。既に公表済みの感染者1人の取り下げがあり、県内の累計感染者数は4万2712人となった。
新規感染者は10歳未満～100歳以上の男女で、237人の感染経路が分かっていない。検査なしで医師が陽性判断する「みなし陽性」は20人だった。
真岡市内の保育施設でクラスター（感染者集団）が発生し、園児13人の感染が確認された。
23日時点の直近1週間当たりの人口10万人当たりの新規感染者は219.8人。病床使用率は38.1％。
入院者234人、宿泊療養者400人、自宅療養者（療養先調整中含む）6376人、重症者9人。
24日の市町別感染者数 宇都宮市129人、栃木市49人、小山市48人、足利市42人、下野市29人、佐野市24人、真岡市13人、鹿沼市12人、壬生町、上三川町各8人、日光市、高根沢町各7人、大田原市、野木町各6人、那須塩原市、益子町各4人、矢板市、那須町、那珂川町、芳賀町各3人、さくら市、那須烏山市、市貝町各2人、県外10人。
