「被爆遺構展示館」来月26日オープンへ 広島

平和公園の下に眠る旧中島地区の被爆遺構の展示館が、来月26日にオープンすることが明らかになりました。

原爆資料館東館の北側にある被爆遺構は、原爆投下前広島有数の繁華街だった旧中島地区天神町の一部です。

25日開かれた専門家らの懇談会では、コロナ禍で工事が1年遅れていた展示館がまもなく完成し、来月26日にオープンを予定していることが明らかになりました。

県被団協 箕牧智之理事長「昭和20年8月6日以前の生活ぶりを子ども、大人、外国の人たちにも観てもらえるんじゃないかと期待したい」

「被爆遺構展示館」では焼け落ちた建物の土壁や旧天神町筋の側溝のほか炭化した畳のレプリカなどが展示され、入館料は無料ということです。

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