ノーマスク市議、法廷へ 大分

 

2021年、マスク着用を巡り激しく対立した臼杵市議会と若林純一市議。その争いの場が法廷に移されました。若林市議はこれまでと変わらずノーマスク姿で裁判に臨みました。臼杵市議会本会議や委員会の場で、マスクを正しく着用していないとして発言禁止や退去命令を受けた若林市議。それを不服として市と市議会に対し、マスクを着けずに発言する権利と慰謝料100万円を求めた訴えを起こしています。若林市議は25日の第1回口頭弁論にノーマスク姿で現れ、変わらぬ主張を訴えました。一方の臼杵市と臼杵市議会は、「市議会が率先して感染拡大防止のための措置をとることは当然」として、請求の棄却を求めています。

 若林純一市議「私の気持ちに真っ向から取り組んでいない感じがしてちょっと残念。今後の訴訟の中で反論をしながらマスクのことについて議論出来ればと思う」

 また3月1日から始まる市議会定例会でのマスク着用について聞かれた若林市議は。

 若林純一市議「(これから臼杵市議会始まると思いますがマスクの着用は?)着けずに参加する予定です」

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